[2012年10月22日]

みちのくの夜長の汽車や長停り

阿波野青畝(1899~1992)

夜長(よなが)が秋の季語。長き夜、夜長しも同意の季語です。
帰省で北海道への行き返りに蒸気機関車が引っ張っていた東北線をよく利用していました。そのときいつも感じていたことが句になっています。ことに夜更けに上野駅を出発して早朝に青森駅に着く夜行列車は、時間調整のために途中の駅で長く停車をします。作者はこの味気のない長停車と「夜長」という季語を実に上手にマッチングさせています。
1年中でいちばん夜が長いのは冬至の前後ですが、夏の短夜のあとなので、すっかり夜が長くなったと感じます。とくに冷え冷えとした晩秋は夜の長さを感じますね。
今日は、京都市左京区にある平安神宮の祭礼、時代祭。さらに京都鞍馬山の火祭りがあります。
作者あわの・せいほの紹介は、2005年4月21日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・セリーグの優勝はジャイアンツかドラゴンズか。今日決まります。私の予想はジャイアンツ。

投稿者 m-staff : 2012年10月22日 09:45

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