[2012年10月23日]

霜降の陶ものつくる翁かな

飯田蛇笏(1885~1962)

霜降(そうこう)が秋の季語。霜降の節も同意の季語です。
寒露に続いて、霜が降りる頃という意味で、東北地方や本州中部では霜を置くようになり、紅葉が盛りとなります。
24節気のひとつで太陽の黄経が210度の時。寒さが増してそろそろ冬服が欲しくなる時期です。北海道では初雪が降ります。
「万葉集巻の第十」
里もけに霜は置くらし高円ノ山のつかさの色づく見れば
この句の「陶(すえ)もの」は、やきもの、陶器のことです。陶器を作ることを業とする人のことを「陶物師(すえものし)」と言います。霜が降りるころに、陶器を一生懸命作っている翁(おきな)に、秋日が当っているような光景を想像させてくれますね。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・日本シリーズは27日からジャイアンツ対ファイターズ。北海道を応援します。大リーグのナショナルリーグはセントルイス・カージナルスとサンフランシスコ・ジャイアンツが激闘中。カージナルスを応援します。

投稿者 m-staff : 2012年10月23日 09:20

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4168