[2012年10月26日]

よき宿の波はとどろに新松子

菅 裸馬(1883~1971)

新松子(しんちぢり)が秋の季語。青松毬(あおまつかさ)、松ふぐり、松ぽくり、松の実も同意の季語です。
「ちぢり」は松かさのことで、今年にできたものを新ちぢりと言います。色は青くみずみずしく見えますね。形は、円錐形で堅くしまっています。枯れてくると乾いて鱗片がひらいて種を落し、種を落としたあとのものは、松ぼっくり、松ふぐりなどと言います。子どもの遊び道具になります。
この句の海岸べりにあるよき宿には、すばらしい松が生えていて、その新松子が青く映ります。さて、どこの宿でしょうね。秋の爽やかな空気が感じられます。
今日は原子力の日。これは1963(昭和38)年10月26日に茨城県東海村の日本原子力研究所の動力試験炉が日本初の発電に成功した日。また、それに先立つ1956(昭和31)年10月26日は日本が国際原子力機関に加盟した日でもあります。感慨深いですね。
作者すが・らばの紹介は、2005年5月8日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・石原慎太郎が都知事を辞任。むかしむかし、何度か会うことがありました。確かに不思議なオーラをもっていましたね。

投稿者 m-staff : 2012年10月26日 09:59

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