[2012年10月27日]

草も木もその名失せをり十三夜

近藤潤一(1931~94)

十三夜が秋の季語。後の月、名残の月、豆名月、栗名月、女名月、姥月なども同意の季語です。
仲秋の名月は満月を祭りますが、後の月は十三夜を祭ります。少し欠けている様子が、深まって行く秋の寂しさにふさわしいからでしょう。
この句は、十三夜のときに霜が降りて、冬のような冷え込みを感じたことを詠っています。星霜という光景ですね。しんとした気持ちの沈んだような夜を思い浮かべます。予報では雨が降りそうです。
作者こんどう・じゅんいちは、函館市の生まれ、俳句は、斎藤玄の「壺」に入会し、十代から活躍しました。そのあと、古代中世和歌史の研究者になります。北海道大学の文学部の教授、同大学の図書館長にもなりました。句集「雪然」のほか、評論集「玄のいる風景」を刊行しました。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・石原慎太郎氏はドンキホーテ。老いた馬とともにどこへ行くのでしょうか。共鳴できるのは「官僚支配打破」のみ。

投稿者 m-staff : 2012年10月27日 09:37

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