[2012年11月01日]

燃ゆる間がいのち女と唐辛子

三橋鷹女(1899~1972)

唐辛子が秋の季語。蕃椒(とうがらし)、唐辛、鷹の爪、葉唐辛子も同意の季語です。
今日から11月。年賀状の販売開始。早速、買いに行こう。
唐辛子は、晩秋の頃になると色づいて熟します。赤く色づくと辛味が強くなり、摘み取ってむしろに干して香辛料にします。南蛮、八つ房、鷹の爪、日光唐辛子などの種類がありますね。辛味成分のカプサインの多少によって辛味種と甘み種の二つがあります。
極めて辛い品種の唐辛子は、鷹の爪。熟した唐辛子の真紅は、赤く燃え立つようですね。そのような炎と同じなのが女の情念であると作者は指摘しています。炎は「火の穂」の意味。火炎のほかに恨みや怒り、また愛憎の情で心が激するのを燃え立つ火に例えて言っています。「花の命は短くて悲しきことのみ多かりき」を思い出します。
作者みつはし・たかじょの紹介は、2005年2月26日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・日本シリーズは2勝2敗。内弁慶シリーズとも見えますね。

投稿者 m-staff : 2012年11月01日 09:39

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