[2012年11月12日]

芙蓉枯れ枯るるもの枯れつくしたり

富安風生(1885~1979)

芙蓉枯れるが冬の季語。枯芙蓉、芙蓉の実も同意の季語です。
近くを走っている高速道路の三浦縦貫道下で枯芙蓉の群落を見つけました。
芙蓉の枯れた姿を枯芙蓉と言います。
アオイ科の落葉低木。高さは1~3メートルほどで、夏から秋に掛けて淡紅色や白色の花を咲かせますが、冬になって葉が落ちた後は、毛深い球形の実が残って風に吹かれて、からからと鳴ったりしています。枝は折れやすく、この実をつけたままで、花道では花材にしていますね。物寂しく感じます。花が艶やかな分だけ、索漠とした風情になります。
この句は、いろいろな「歳時記」で取り上げられています。「枯」と言う語が三箇所に表現されていてその情景が浮んできます。
作者とみやす・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」創元社、2005年刊)
・衆院予算委員会国会中継を見ていて、「しっかり」という言葉が飛び交っています。いかに通常は「しっかりしていないか」がうかがわれます。

投稿者 m-staff : 2012年11月12日 09:38

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4190