[2012年11月16日]

神在す月の出雲へ寝台車

大屋達治

神在(いま)す月が冬の季語。神無月、時雨月、神有月、神去り月、初霜月、はみな月なども同意の季語です。
陰暦10月の異称で、陽暦では11月に当ります。名称は、いろいろあります。葉がみんな散ったという意味で「葉みな月」。9は極数なので10月は「上無月」、「雷無(かみな)月」とする説などです。しかし、神がすべて出雲に集るので、「神の留守になる月」というのが普通言われています。神々は男女の縁結びの相談をしていると考えられてきました。出雲では反対にこの月は、神有月になります。
作者は、「神在月」に出雲へ向かって旅をしています。それも寝台車が想像力をかきたてて、タイムスリップしています。それは神々と語り合うと言った気宇壮大な句に謳いあげられています。
作者おおや・たつはるの紹介は、2010年3月17日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・政治家が師走に走り回っています。庶民は不景気に苦しんでいます。彼らは相変わらず選挙のために甘い言葉を囁きます。

投稿者 m-staff : 2012年11月16日 10:02

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