[2012年11月21日]

冬山やどこまでのぼる郵便夫

渡辺水巴(1882~1946)

冬山が冬の季語。冬の山、雪山、雪嶺、枯山、冬山路、冬山家(ふゆさんが)、冬山肌、冬登山などが同意の季語です。
冬の山は、草木が枯れて、わびしく静かな風情になります。裏の武山は1年中緑に覆われていて、若々しく感じます。
この句は、おだやかな冬晴れの日に、作者は道で郵便配達人に行き違いましたが、しばらくして振り返ってみると、すっかり落葉した冬の山路を登って行くのが見えます。あのような山の向こうにも家があるのでしょうか。一方で郵便夫を待っている人の姿が浮んできて、心が和んできます。平明な表現ですが、山村の静かな情景が思い浮んできますね。
作者わたなべ・すいはの紹介は、2005年2月4日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・鳩山元首相、民主党から公認を得られず、引退? あの人のことだから、このままおとなしくしているとは思えませんね。

投稿者 m-staff : 2012年11月21日 09:28

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