[2012年11月23日]

囚人に勤労感謝の日の納豆

角川春樹

勤労感謝の日が冬の季語。新嘗祭(にいなめさい)も同意の季語です。
もともとは新嘗祭といって、その年の穀物の出来を祝う日でしたが、1948(昭和23)年7月20日制定の「国民の祝日に関する法律」で「勤労をたっとび、生産を祝い、国民が感謝しあう日」として生まれ変わりました。
これにより、収穫を神にささげて感謝する新嘗祭がすべての勤労にひろがりました。広い意味で収穫感謝の日と言えます。
この句は、作者が拘置所に収監されて囚人(めしうど)であった時、
食事に納豆が出て、そういえば今日は勤労感謝の日であったなあと複雑な心境を詠っています。美味しい納豆も苦く感じたことでしょうね、
作者かどかわ・はるきの紹介は、2005年6月18日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・横須賀は冷たい雨が降っています。北海道は雪です。寒いですね。

投稿者 m-staff : 2012年11月23日 10:30

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