[2012年11月24日]

山茶花の花びらにして月の敷く

古館曹人(1920~2010)

山茶花が冬の季語。姫椿、茶梅も同意の季語です。
いま、近くの竹川沿いにいささか盛りが過ぎた様子ですが、山茶花が咲いています。
ツバキ科の常緑小高木。原種は白くひなびた花で、九州や四国などに自生しています。観賞用に庭などに植えられているのは園芸種でその種類は多くあります。一見すると、椿に似ていますが、葉が細く鋸のような歯があって、枝に褐色の毛が生えています。椿よりも繊細で清楚な感じがしますね。また、椿のように花が落ちずに、花弁が散ります。白、紅、淡い紅色、絞り、一重さく、八重咲などがあり、種子は大きくて油を採ります。
この句は、幻想的でロマンチックな表現ですね。月光を山茶花の花びらにして地上に敷くなんて、素晴しい表現です。
作者ふるたち・そうじんの紹介は、2007年1月14日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・横須賀は今日も雨が降っています。一雨ごとに寒くなります。ストーブはまだ使っていません。

投稿者 m-staff : 2012年11月24日 09:40

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4202