[2012年11月25日]

倉庫裏銀杏落葉が明るくす

澤木欣一(1919~2001)

銀杏落葉が冬の季語。
秋になって葉を黄色に変えた銀杏は、やがてその葉を散らしはじめ、霜が降りるようになるころに、一気に散りつくしてしまいます。
風のある日には雨のように散ってあちこちに吹き溜まりをよく見かけます。このようにして、黄色の葉が一面に散り敷いた様子が「銀杏落葉」と言われます。絵画的な光景ですね。近くの武山中学校の前の道路にもそのような風景が見られます。
この句は、見たそのままが句になっていますね。この句を見て、横浜の赤レンガ倉庫裏を連想しました。じゅうたんのような銀杏の光りの明るさが伝わってきます。
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今日は冬晴れで富士山が見え、相模湾には船が9艘出ています。

投稿者 m-staff : 2012年11月25日 09:41

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