[2012年11月30日]

不愉快の分だけ愉快枯蟷螂

榊原風伯

枯蟷螂(かれとうろう)が冬の季語。蟷螂枯るも同意の季語です。
冬晴れの午後、ベランダに蟷螂が現れました。時期が時期ですからほとんど枯れた状態でした。
蟷螂は、雌雄の交尾後、大きな雌は小さな雄を頭から食べてしまいます。生き残った雌は、あたりの草が枯れ色になってくると、保護色で緑色から枯葉色に変わって、最後に枯れるのは「目玉」と言います。それが「枯蟷螂」なのです。枯蟷螂がじっと動かないで止っていますが、死んでいるのかと思えば緩慢に生きていますよ。
その枯蟷螂の憮然として、不愉快のように生きている様子を見て、私は逆に可笑しくて愉快になりました。
(出典:俳誌「炎環」、2008年1月号より)
・インターネット番組「ニコニコ動画」で各党が討論。画期的ですが、誰に向かって政治家は話しているのでしょうか。焦点定まらずの印象。

投稿者 m-staff : 2012年11月30日 09:56

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