[2012年12月04日]

白鳥といふやはらかき舟一つ

鍵和田秞子

白鳥が冬の季語。白鳥(しらとり)、大鳥、スワンも同意の季語です。
白鳥は、夏にシベリアなどで繁殖し、初冬には大群で飛来し、北海道から南下して、青森県の大湊湾や新潟県の瓢湖(ひょうこ)の渡来地で越冬します。純白の優しい姿から霊鳥とされ、この鳥を祀る神社も各地に見られます。
ガンカモ科の冬鳥。日本にはオオハクチョウとコハクチョウが飛来します。
皇居の濠や公園で見かけるこぶ白鳥は、ドイツから輸入され繁殖したもので渡りではありません。
この句は、留鳥の白鳥でしょうね。群れから離れて、まるで童話の主人公のように、一羽だけ舟の形をして漂っています。詩情を誘いますね。
作者かぎわだ・ゆうこの紹介は、2005年5月8日を参照。
(出典:柳川彰治編著「私の好きなこの一句」平凡社、2012年刊)
・笹子トンネルの天井板崩落は人災。同じことの起きないように総点検ですね。

投稿者 m-staff : 2012年12月04日 10:23

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4222