[2012年12月10日]

水仙にたまる師走の埃かな

高井几董(1741~89)

水仙が冬の季語。水仙花、雪中花、野水仙も同意の季語です。
近くの竹川のほとりに水仙が群れて咲いています。冬になったなあと実感する頃です。
ヒガンバナ科の多年草。野生の水仙は、地中海の沿岸やイベリア半島が自生地とされています。日本では、福井県の越前岬が知られていますね。多くは観賞用に栽培され、また切花栽培も盛んに行われています。冬の寒さをついて咲き出る花は可憐にして気品もあり、香りもあります。
この句は、年末をひかえて1年の埃が水仙にたまっているよ、と詠っています。さもありなんという風情ですね。
作者たかい・きとうの紹介は、2010年12月15日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・今朝の三浦半島は快晴、熱海まではるかに望めますが、伊豆半島には団子のような冬雲が張り付いています。

投稿者 m-staff : 2012年12月10日 09:54

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