[2012年12月20日]

雪女郎胸の火残るうちの来よ

清水基吉(1916~2008)

雪女郎が冬の季語。雪女、雪鬼、雪坊主、雪の精、雪男なども同意の季語です。
雪女は、雪の夜に出ると言われる妖怪で雪国の幻想ですが、季語では気象、天文に入れられています。
雪の夜に白い姿でさまよい歩くので、雪女郎、雪女と言われ、また雪入道、雪坊、雪婆、雪女御などとも言われます。日本の各地方では様々な言い伝えがありますね。北海道では「雪ばんば」と言う言葉を聞いたことがあります。
この句では、老境に達した作者は、雪女郎が早く来ないとあの世に行ってしまうと歎じています。その気持ちよくわかるようになりました。
作者しみず・もとよしの紹介は、2005年3月25日を参照。
(出典:大岡信著「第九折々のうた」岩波新書、1991年刊)
・韓国に女性のパク・クネ大統領誕生。さびしげな表情が印象的です。

投稿者 m-staff : 2012年12月20日 08:59

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