[2012年12月26日]

鍋焼の火をとろくして語るかな

尾崎紅葉(1876~1903)

鍋焼が冬の季語。鍋焼饂飩(うどん)も同意の季語です。
もともとは、土鍋に鶏肉、芹、くわいなどを入れた醤油味の鍋料理でした。いまでは、そこへうどんを入れた鍋焼うどんを指すようになりました。
浅い鍋に、うどんと色々な具を入れて火にかけた煮込みうどん。熱い鍋は体が温まって寒い冬の時期には欠かせない食べものですね。
小さい頃に風邪を引いて熱を出すと、祖母がしょうゆ味の鍋焼きうどんをこしらえてくれるのが嬉しかったことを思い出しますね。
この句は、鍋焼の火をゆるくして、その間に一体何を語ろうとしているのでしょうか。その中身に心が動かされますね。「火をとろく」という表現が効いています。
作者おざき・こうようの紹介は、2005年7月9日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・さあ、今日から暮の大掃除を少しずつ始めましょう。今でも思い出すのは、前の一軒家のこと。3階建ての5LDKでしたから大変でした。

投稿者 m-staff : 2012年12月26日 10:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4246