[2012年12月27日]

浪々の身にも年内余白かな

村山古郷(1909~86)

年内余白が冬の季語。年の内、年内も同意の季語です。
今年もあと何日もありませんね。しかし、「年の暮」というほど差し迫った感じはありません。年内になすべきことはいろいろありますが、まだどこかに余裕があります。あわただしさよりも1年を振り返る余裕がありますね。
この句の「浪々」は、さまよい歩く、さすらう様子を言います。そのような心境にある作者は、その年を振り返りつつ、まだちょっぴり余裕、余白があるなあ、と嘆じています。来年はどのような年になるのか、良い年であったらいいなあ、と誰でもが思います。余白の多い本はゆとりを感じさせます。
作者むらやま・こきょうの紹介は、2006年5月19日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・第2次安倍内閣発足。お金にあぶなそうな大臣の顔がちらほら見られますね。

投稿者 m-staff : 2012年12月27日 09:56

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