[2012年12月28日]

冬波に乗り夜が来る夜が来る

角川源義(1917~75)

冬波が冬の季語。冬の波、冬浪、冬涛(ふゆなみ)、寒涛(かんとう)なども同意の季語です。
毎朝起きて、ベランダから富士山と相模湾の様子を見るのが楽しみです。このところ日本列島は、日本海側に雪が降り、太平洋側は晴れて寒さが厳しい状態が続いています。
冬の間の相模湾は、北西の季節風が強く、特に波が立って、白兎が飛んでいるように見えることがあります。冬の海のむき出しの荒々しい怒涛は爽快でもあり、息を呑むような気持ちがします。また、川や湖沼にも波が立って冬の景色になります。
この句は、冬波に乗って「夜が来る夜が来る」というフレーズに込められている作者の心持がよく伝わってきます。
同じ作者に次の句があります。
胸先に冬涛ひかり暮れゆけり  源義
今日は、官庁仕事納め。
作者かどかわ・げんよしの紹介は、2005年3月24日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・ニューヨークで松井秀樹選手が引退の記者会見。強打者は、清原しかり、膝を傷めるケースが多いですね。お疲れさま。

投稿者 m-staff : 2012年12月28日 09:44

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