[2013年01月05日]

門松にひそと子遊ぶ町の月

富田木歩(1897~1923)

門松が新年の季語。門木(かどき)、俵松、長押松、松飾、飾竹、門の松、立松なども同意の季語です。
以前、一軒家に住んでいた頃は、簡単な門松を毎年飾っていました。マンション住まいになってからは松飾を表のドアにひとつかけています。
門松は、正月を祝って家の門口の両側に立てる松で、正月の神祭りの場所であることを示しています。調べてみると、門松と言ってもいろいろで、松を主にするもの、松に竹を加えたもの、竹を主にするものなどがあります。松収めは関東では1月6日の夕方、関西では1月14日の夕方です。ただし、宮中や公家では門松を立てませんでした。
この句は、東京の下町に月が出ています。その月の下で、ひっそりと子どもが遊んでいます。心にしみる情景ですね。
作者とみた・もっぽの紹介は、2005年7月28日を参照。
(出典:多田道太郎著「おひるね歳時記」(筑摩書房、1993年刊)
・今日は、小寒。寒の入り日のことで、この頃から寒さが一段と厳しくなります。暦どおり、今朝はこの冬一番の寒さ。

投稿者 m-staff : 2013年01月05日 10:05

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