[2013年01月09日]

正月も二十日に成て雑煮かな

服部嵐雪(1654~1707)

雑煮が新年の季語。雑煮祝ふ、雑煮餅、雑煮椀、雑煮膳も同意の季語です。
雑煮は、一般に正月三が日に食べる餅の入った料理のこと。家によっては六日までで、七日粥以後は食べない場合もあります。年迎えをする年越しの夜、神に供えた色々なものを下ろして、煮込んだ名残りからきていると言われています。関西では丸餅を焼かずに白味噌仕立て、関東では焼いて切り餅に澄まし汁で食べます。一緒に煮込む具はその地方で様々ですね。
我が家では毎年大晦日に電気餅つき機で餅米1キロをつきます。今年は24回目、出来が良かったこともあって、子や孫たちが美味しいと言ってくれました。
この句の眼目は、「二十日」になって雑煮を食べることにあります。1月20日を特に「二十日正月」と言って、正月の納めの日とされています。この日は小正月の七日に当たっていて、全国的に節日とされています。
作者はっとり・らんせつの紹介は、2008年11月10日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・「ピアノの巨人・リヒテル」の自伝・ドキュメントを読了。ブリューノ・モンサンジョン著「リヒテル」(筑摩書房、2000年刊)。600頁の大部。リヒテルの話の聞き書きで、彼のメモ「音楽をめぐる手帳」が秀逸。1970~95年に彼が見聞した同時代の演奏家に対しての辛らつにして的確な批評がとても面白い。

投稿者 m-staff : 2013年01月09日 10:11

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