[2013年01月27日]

ふるくよきころのいろして冬すみれ

飯田龍太(1920~2007)

冬すみれが冬の季語。寒菫、冬の菫も同意の季語です。
散歩道の横須賀市西公園で南向きの石垣などにひっそりと咲いています。
スミレ科の多年草。冬すみれという品種があるわけではありません。すみれの種類は多く、山野に自生していて、春になると可愛らしい花を咲かせますが、日向の暖かい場所では、冬のうちから花を見せます。枯葉の上に藍色の小さい花を見せたすみれはとても心を豊かにさせてくれますね。全体小ぶりで色の濃いものが多く見られます。
この句は、「冬」だけが漢字、あとは全てひらがな。それによって冬の寒さの厳しい季節にひそやかに咲いているすみれの気持ちが伝わってきますね。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・このところ続いていた南からの強風がやっと収まりました。富士山がくっきりと見えています。

投稿者 m-staff : 2013年01月27日 09:33

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