[2013年01月29日]

煮こごりや夫の象牙の箸づかひ

及川 貞(1899~1993)

煮こごりが冬の季語。煮凝(にこごり)、煮凍、凝鮒も同意の季語です。
煮魚を汁とともに寒い夜に置いておくと、魚も汁もこごり固まります。これを煮こごりと言います。魚は鮒などの小魚や切り身に多く見られます。特に、魚の骨にはゼラチンが含まれていてよくこごります。また、寒中の鮒は美味しいのでとくにこごらせて食します。これを凝鮒と言います。
この句の作者の夫は海軍士官。象牙の箸で起用に小魚を食べている様子が見えてきます。私の箸も象牙です。それできれいに魚を食べることが出来ます。1970(昭和45)年に結婚したとき、昨年亡くなった仲人さんから頂いたもの。大事に使っています。
作者いながき・きくのの紹介は、2005年8月22日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・昨日は快晴。久しぶりに裏の武山に登り、初不動で賑わう武山不動尊にお参りをしました。お寺は浄土宗龍塚山持経寺。1年で一番人が集ります。
 ひらひらと笹に麩菓子の初不動  風伯

投稿者 m-staff : 2013年01月29日 09:48

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