[2013年02月01日]

雪の富士雪無き裾を長く曳く

山口誓子(1901~94)

雪の富士が冬の季語。
2月になりましたね。少しずつ春の匂いがしてきました。梅の木の蕾が2つ3つ膨らんでいます。
掲示した句は、このところ毎日見ている富士山の実景です。富士山は圧倒的に冬がいいですね。他の季節では、なかなかその雄姿を見ることが出来ません。
この句は、1984(昭和59)年刊の句集「雪獄」に所収されています。頂上から五合目あたりまで雪が見られますが、その下は黒土が見えています。見る方向によっては違いがあると思いますが、私の見ているのは表富士です。
同じ作者に次の句があります。
雪の富士高し地上のものならす  誓子
ただ黙って日本一の山を見るばかりです。
作者やまぐち・せいしの紹介は、2005年1月24日を参照。
(出典:飯田龍太監修「集成・昭和の俳句」小学館、1995年刊)
・今日からプロ野球のキャンプイン。報道が賑やかになります。

投稿者 m-staff : 2013年02月01日 09:04

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