[2013年02月03日]

節分の人影大きく夜の障子

阿部みどり女(1886~1980)

節分が冬の季語。節替りも同意の季語です。節分会(せつぶんえ)、節分(せちぶ)も同意の季語です。
晩冬から春への季節の分岐点で変わり目を指します。新しい春を迎える意味で、現在では立春の前日を言います。地方によっては「節替り」と言う古い名前を残しているところもあります。
立春の前日でどことなく華やいだ気分になりますね。一般家庭では豆を撒いたりしたり、鰯の頭や柊の枝を戸口に挿す風習も聞こえてきます。
この句は、家族の災厄を避けて、福の到来を願う豆撒きの行事は、家族をひとつにする年中行事になっています。この句の障子に写る大きな人影はきっとこの家の主人でしょうね。我が家でも福豆を用意しています。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・プロ野球のキャンプで、キャッチャーのミットに、バシッと球が音をたてて吸い込まれるのを聞いて春が来たと感じます。

投稿者 m-staff : 2013年02月03日 09:37

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