[2013年02月10日]

梅咲いて人の怒りの悔もあり

内藤露沽(1655~1733)

梅咲いてが春の季語。梅、白梅、野梅、盆梅、臥龍梅、春告草、枝垂れ梅などが同意の季語です。
近くにある梅の木の蕾がほころんで少しずつ咲き始めました。毎日、それを楽しみに散歩をしています。
梅の花には気品があり、心をしずませてくれますね。そのような梅の咲くのを見ていると心は落ち着き一時の激情で怒ったことなどが悔やまれることがあります。梅の花の雅品には人の心を浄化させてくれます。
作者ないとう・ろせんは、父の影響で句作を始め、お家騒動で退身した後は風雅に遊びました。後の子息が藩主である弟の世継ぎとして迎えられて積年の恨みが氷解しました。
作者ないとう・ろせんは、江戸桜田藩邸の生まれ。磐城国(福島県)平七万石の城主になるはずでしたが、策略にあって幽閉されました。肥後八代藩士。28歳で退任して世事から遠ざかり俳諧に集中しました。俳諧は西山宗囚門で、芭蕉、其角と交わり、沽徳、沽涼などの門人を輩出しました。
(出典:日本古典文学大系92「近世俳句俳文集」岩波書店、1964年刊)
・パソコンの遠隔操作で大騒ぎをさせた男が逮捕されました。このような事犯は繰り返すようですね。警察は、江ノ島の猫に感謝の気分。

投稿者 m-staff : 2013年02月10日 09:57

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