[2013年02月13日]

蕗の薹傾く南部富士もまた

山口青邨(1892~1988)

蕗の薹(ふきのとう)が春の季語。春の蕗、蕗の芽、蕗の花も同意の季語です。
蕗の薹は、山野に自生するキク科の多年草。早春に、土中から緑色の花穂を出します。キク科に属していますが、その外側には大きな薄緑色した葉に幾重にも包まれています。摘んで食べるとほろ苦い味がしますが、味噌にすりいれたり、天ぷらにして春の食卓を飾ります。
この句の南部富士は、岩手県盛岡市から見える秀峰、岩手山のこと。標高は2,000メートルあまり、岩手富士とも称えて言います。蕗の薹は、早春の花、背を伸ばし始めて傾(かたぶ)きながらやがて開花を迎えます。南部富士も蕗の薹と同じに傾いているかのように見えると詠っています。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・北朝鮮が核実験の暴挙。実際に使えない原子爆弾やミサイルの開発に進めば進むほど人民は貧窮してゆきます。どうしたらこれを止めることが出来るのでしょうね。闇は広がります。

投稿者 m-staff : 2013年02月13日 09:36

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