[2013年02月18日]

薄氷の裏を舐めては金魚沈む

西東三鬼(1900~62)

薄氷(うすらい)が春の季語。薄氷(うすごおり)、春の氷、残る氷なども同意の季語です。
春になってきて、寒さがぶり返してきて、水溜りや池、雪解け水のある田んぼに、風が吹けば揺れ動くような薄い氷の張ることがあります。池沼などではそのような薄氷の下に、水草の緑が見えていることがあります。江戸期には「薄氷」は冬の季語でしたが、昭和9年の虚子編「新歳時記」では春の季語として採用されるようになり、春の季語に定着しました。
この句は、金魚鉢の中で元気に泳いでいる金魚が薄氷の裏を舐めていると言う着眼点のよさに魅かれます。よく見ていますね。
今日は、雨水。24節気のひとつ。雪が雨に変わる、雪や氷が融けて水になるという意味。
作者さいとう・さんきの紹介は、2005年1月18日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・冷たい雨が降っています。春は近づいたり遠のいたりしていますね。風邪に注意が必要ですね。

投稿者 m-staff : 2013年02月18日 09:55

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