[2013年02月19日]

ひた急ぐ犬に会ひけり木の芽道

中村草田男(1890~1946)

木の芽道が春の季語。芽吹く、芽立ち、芽組む、木の芽張る、木の芽山、木の芽雨、木の芽風なども同意の季語です。
寒さが一段落して日差しが日一日と春らしくなってくると、木々の芽はふくらんで心楽しくなります。このような芽吹く木々の芽を総称して「木の芽」と言います。特に、落葉樹の芽吹きは様々ですが、浅緑、萌黄など多様な彩を見せてくれます。木々の芽吹く雑木山は散歩の道すがら毎日楽しんでいます。
この句の作者も静かな林道を散策しているときに、前方から元気の良い犬が足音高くやってきました。何を急いでいるのか知りませんが、ひたすらにすれ違ってゆきました。木の芽の香りが一面にただよっています。
作者なかむら・くさたおの紹介は、2005年1月26日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・女子スキージャンプW杯個人総合優勝・高梨沙羅さん、おめでとう。バランスのよい素晴しいジャンプ。道産子の誇り。ちやほやするマスコミに気をつけて。

投稿者 m-staff : 2013年02月19日 09:45

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