[2013年02月24日]

念仏のさまよひおつる雪解川

中山純子

雪解川(ゆきげがわ)が春の季語。雪解、雪消、雪解道、雪消水、雪解田、雪解野、雪解風、雪解光など多数の同意の季語があります。
雪国や山岳地帯に降った雪が、春になって暖かくなり解けはじめることを言います。暖かい地方ではすぐに積もった雪は解けますが、その雪解けにこの季語は当てはまりません。今年のように雪の多い年はこれから少しずつ雪が解けてきます。
この句のように、南から暖気が吹き込んだり、雨が続くと雪解けは一気に加速して、雪解け水は川に注いで増水し、濁流となって響き、時には洪水を起こしたりします。それを念仏がさまよい落ちるように見えていると詠っています。
作者は金沢在住。
作者なかやま・じゅんこの紹介は、2008年11月3日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・野球のWBC日本チームがオーストラリアに辛勝、前途が心配。迫力無いねえ。

投稿者 m-staff : 2013年02月24日 09:28

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