[2013年03月01日]

わが俳句足もて作るいぬふぐり

西本一都(1905~91)

いぬふぐりが春の季語。ひやうたんぐさ、犬のふぐりも同意の季語です。
弥生の3月になりました。寒さが続いていて、本当の春がなかなかやってきませんね。しかし、散歩道のそこかしこにいぬふぐりが顔を覗かせています。可愛いですね。
ごまのはぐさ科の2年草。日本自生のいぬふぐりとヨーロッパ原産のおおいぬふぐりがあります。近来では、おおいぬふぐりが主流になりました。日本自生種の花は淡紅色、帰化種の花は空色です。日のあたるところに他の草にさきがけてびっしり咲きます。ユーモラスな名前は、果実の形が犬の睾丸に似ているところからつけられました。ひょうたんぐさとも言います。
この句は、作者の俳句を作る姿勢に機縁しています。それは、厳格にも観察してから出ないと俳句を作らなかったからです。
作者にしもと・いっとの紹介は、2007年1月29日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・2月はもとから嫌いな月。良いことがあったためしがありません。いつも早く終ってくれることを願っています。28日で終ることを喜んでいます。

投稿者 m-staff : 2013年03月01日 10:26

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