[2013年03月04日]

ただよへるものをふちどり杉の花

富安風生(1885~1979)

杉の花が春の季語。杉の花粉も同意の季語です。
このところ杉の花粉がふりまかれているせいか、くしゃみ、鼻詰まりがひどくなりました。おまけに目までくしゃくしゃします。
スギ科の常緑高木。雌雄同株、風媒花。木の高さは30~40メートル。雌花は緑色の小さな球が一つずつ枝先につきます。雄花は薄い黄色の粒で枝先にかたまってつき、やがて褐色になります。3月から4月にかけて開花します。風に乗って大量の花粉を飛ばします。花粉の飛ぶ時期は杉林の周りが黄色くなるほどで、以前、天城峠で見たことがあります。
この句は、その杉林から飛散し、空に漂っている花粉のそれぞれが作者には何かに縁取られた奇妙な物体に見えたのでしょうか・
作者とみやす・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・上巻」創元社、2008年刊)
・北海道で暴風雪、8人が死亡とのこと。春の地吹雪です。45メートルの暴風が吹くとの予報があり、心配していましたが残念です。状況は津波のときと同じですね。

投稿者 m-staff : 2013年03月04日 10:24

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