[2013年03月07日]

夕風の見えたり土堤の草萌に

長谷川かな女(1887~1969)

草萌(くさもえ)が春の季語。下萌(したもえ)、草青む、畦青むも同意の季語です。
草萌は、春になって地面から草が萌え出てくることを言います。また、萌え出した草芽のそのものを指します。まだあたり一面が緑になる前のいかにも春が訪れたばかりの風情がします。
下萌は、冬の間に地中にあったことを基本にしているので、冬から春への季節の移り変わりを強く感じ取れる季語です。黒い土のあたたかさや香りまで伝わってくるようです。
この句は、夕べの風が、草萌えている川の土堤を散策している作者の立ち位置に、春になったと言う心をそよがせていますね。
作者はせがわ・かなじょの紹介は、2005年7月30日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・WBC日本チームは、予想通り打撃不振で、キューバに敗退。次は台湾が相手。苦戦しそうです。そこで負けたら終わり。

投稿者 m-staff : 2013年03月07日 09:36

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