[2013年03月11日]

寺の水飲めば山椒の芽が匂ふ

青柳志解樹

山椒(さんしょう)の芽が春の季語。木の芽、芽山椒も同意の季語です。
山椒は、ひりひりした辛味とさわやかな香りを持っていて、花、葉、実、樹皮ともに食用になりますが、とりわけて若芽は春の料理の香り付けや吸い口として昔から好まれてきました。北海道以南の山野に広く分布するミカン科の落葉低木。日本料理では、「木の芽」と呼ばれ、木の芽田楽、木の芽和え、木の芽酢、佃煮など多くの料理法があります。
この句は、どこかのお寺へ作者が訪れたときの一風景が句に詠われています。きっと湧き水を飲んでいたところに山椒の樹木が生えていて、それが水に浸透していたのでしょうね。
作者あおやぎ・しげきの紹介は、2005年10月12日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・東日本大震災から今日で2年。そのとき住んでいる14階建てのマンションでは、大規模修繕中で鳶の若者が30人ほど作業をしていました。真っ青な顔をして上から降りてきたことを思い出しました。

投稿者 m-staff : 2013年03月11日 10:09

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