[2013年03月19日]

春雨や抜け出たままの夜着の穴

内藤丈草(1662~1704)

春雨が春の季語。春の雨、春雨傘も同意の季語です。
冬から春への季節風の変わり目に吹く雨で豪雨になることは少ないのですが、細い雨滴のしとしとと長く降りつづく雨のことを言います。3月から4月ごろに多く、春に特有の艶やかな趣のある雨で、木の芽を勢いづかせ、草の芽を伸ばし、花を咲かせます。長雨になることもあるので春霖(しゅんりん)とも言います。
この句は、どこかユーモラスを感じさせます。横着にも夜に寝た蒲団をそのままにして出かけてしまった人が、どのような性格かも言い当てているようですね。
作者は芭蕉門下の逸材。名誉欲の無い人で、芭蕉没後は膳所(ぜぜ)に仏幻庵を結び孤独のうちに一生を終えました。
作者ないとう・じょうそうの紹介は、2010年6月15日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・WBC日本チームは油断からでしょうか、痛恨の試合をしました。投手よりも打撃の弱い選手の寄せ集めですから、このような結果は予想されました。負けを良い教訓にすればいいのです。中南米からローマ法王が選ばれる時代ですので勝利チームには祝福を与えましょう。

投稿者 m-staff : 2013年03月19日 09:42

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