[2013年03月22日]

軽々と又重々と桜咲く

相生垣瓜人(1898~1985)

桜咲くが春の季語。桜、桜花、朝桜、夕桜、夜桜、桜月夜など多数の同意の季語があります。
「花」といえば、桜のイメージを確立させたのは「古今集」が作られた905(延喜5)年ころと言われています。「万葉集」では梅が主流で桜は少なく、「古今集」になってから桜が梅を抜いてもっとも多く詠まれるようになりました。桜の花の散り際をの美しさを称えるようになったのは鎌倉、室町の武士政権以降のことです。さて、現代では桜の咲く様子をどのようにとらえているのでしょうね
桜前線は各地の染井吉野の開花を言います。
この句は、桜が見るからに軽々と咲いている様子と、重々しく厳然としたなりわいで咲いている桜を見事に対比させています。わずか1行の中に、その二つの景色を纏め上げています。これはなかなか出来ることではありませんね。
今日は、放送記念日。1925(大正14)年NHKがラジオ放送を始めた日。
作者あいおいがき・かじんの紹介は、2005年6月19日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・センバツが甲子園で始まりました。神奈川県勢の出場はありません。本当に珍しいことです。富士山が霞んで見えます。

投稿者 m-staff : 2013年03月22日 10:10

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