[2013年03月25日]

みどり子の目に木蓮の空まぶし

澤木欣一 (1929~2001)

木蓮が春の季語。紫木蓮、更紗木蓮も同意の季語です。
このところ中国と聞けば、こころがざわつきますね。日本も中国も隣人として仲良くしたいものです。
木蓮は、モクレン科の落葉小高木。その木蓮は、中国が原産で高さは3メートルほど。庭木としてよく見かけます。大形の紅紫色の花の長さは10センチ。葉に先立って枝先に直立し上向きに開きます。筆の先のような蕾は、一葉に南側から膨らみ始めます。花はそろって同一方向に咲く習慣があります。
中国では15世紀以後、称賛された花で寺院に多く植えられました。日本にも古く渡来したようですが、日本の文学作品に登場したのは江戸時代からです。花の形が蘭に似ているので木蘭、また蓮に似ているので木連と呼ばれます。
この句は、木蓮の花が大きくて子どもにとってはきっと眩しく感じられと表現しています。
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花・春」TBSブリタニカ、2001年刊)
・センバツは、北海道勢が初戦突破。楽しんでください。

投稿者 m-staff : 2013年03月25日 10:34

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4341