[2013年03月31日]

M九を知る山吹の白さかな

榊原風伯

山吹が春の季語。面影草、かがみ草、八重山吹、濃山吹、葉山吹、白山吹なども同意の季語です。
東日本大震災、2年前の2011年3月11日午後2時46分発生。
ちょうど衆議院予算委員会をテレビで見ていたときに、強烈な揺れが起きました。私の住んでいるマンションでは、大規模修繕工事の最中で、30人ほどのとび職が高層階に張り付いていて作業をしていました。そのときの恐怖におののいた大声をまだ忘れることは出来ません。地震と同時に電気が止り、トイレが使えなくなり、エレベータも止りました。それ以後、計画停電と称する状態に陥り、大変に困りました。
この句のM九はマグニチュード9のこと。未曾有の激震でしたね。咲いていた山吹の白さが大地震を知っていました。そのときに作った句は次の通りです。
揺れの度ラジオをつけし春の闇  風伯
春の野を光りとなりし大津波
鎮魂の春燈幾万地震の街
かなしくも生れし季語よ東日本忌
陸に船海に家浮く弥生尽
今日は、復活祭。東北の復興を願うばかりです。
(出典:俳誌「炎環」(2011年5月号より)
・今日は、細かい雨が降っていて花冷えの天気です。センバツの甲子園の天気は曇り。

投稿者 m-staff : 2013年03月31日 10:06

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