[2013年04月07日]

雪淡し片栗の花なほ淡し

古賀まり子

片栗の花が春の季語。堅香子(かたかご)の花、かたこ百合も同意の季語です。
相模原市橋本の城山には、片栗の里と呼ばれる片栗が自生している小山があります。今年の春彼岸の墓参りに見るつもりでしたが、時間が無く無理でした。
ユリ科の多年草で山野や林に自生しています。まだら紋のある淡い緑色の葉の間から高さ10センチほどの花茎を伸ばし、その先に百合に似た赤紫色の花を下向きに一つつけて、6枚の花片は上にそりかえった独特の形をしています。まるで飛脚が荷物を担いでいるように見えます。「佐川急便」の配達夫のマークにそっくりですね。地中深くに小指ほどの根茎があり、澱粉を含んでいます。これが正真正銘のかたくり粉です。
この句は、まだ少し雪が残っている山野で見かけた片栗の花の楚々とした姿をよくとらえていますね。
今日は、世界保健デー。
作者こが・まりこの紹介は、2005年10月4日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・まだ強い風が吹いていますが、晴れました。

投稿者 m-staff : 2013年04月07日 11:02

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