[2013年04月08日]

虚子の忌の大浴場に泳ぐなり

辻 桃子

虚子の忌が春の季語。
高浜虚子(1874~1959)は、正岡子規が近代俳句を創始したとすれば、虚子は大成させたと言えるでしょう。客観写生と花鳥諷詠を提唱し、俳句界の形をつくりました。今日の盛況は言うまでもないことです。
作者の俳句づくりは「俳句って、楽しい」の著書が在るくらい現在各方面で活躍しています。芭蕉の「俳諧は三尺の童子にさせよ」と言う言葉を大事にして、結社「童子」を主宰しています。
この句は、「虚子の忌」に際して、童子の如くに大浴場で泳ぐと言う視点の面白さは権威に対するありのままの心情を吐露した一句として成立しています。楽しくて何の俳句かなと喝破していますね。面白い。
今日は、花祭り。
作者つじ・ももこの紹介は、2009年3月13日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・今日は、大暴風雨が過ぎて富士山が綺麗に見えます。これで花がほとんど散ってしまいましたね。

投稿者 m-staff : 2013年04月08日 09:29

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