[2013年04月10日]

菜の花の地平や父の肩車

成田千空(1921~2007)

菜の花が春の季語。花菜、菜種の花、花菜畑、花菜明り、油菜、花菜雨、花菜風も同意の季語です。
春は黄色の花の季節。散歩しているとあちこちでかたまって菜の花が咲いています。菜の花が一本などと言うことは無く、必ず群れているのが特徴ですね。
アブラナ科の二年草。古く中国から渡来して、種子から菜種油を搾るために栽培されてきました。1メートルから1.5メートルの茎を伸ばし、上の部分で枝分かれして黄色い花をたくさん開きます。黄色一色の畑の広がりは素晴しく、春の田園風景を描き出してくれます。
この句は、成人になった作者が幼かったころに、菜の花畑で、作者の父が肩車をしてくれたことを思い出しています。父を偲んでいる作者の心理は母と違って自然の有り様に触発されています。
作者なりた・せんくうの紹介は、2006年3月28日を参照。
(出典:清水哲男著「「家族の俳句」歳時記」主婦の友社、2003年刊)
・イチローが1号ホームランを打ちました。ヤンキースはインディアンズに大量リード、先行逃げ切りそうです。

投稿者 m-staff : 2013年04月10日 09:49

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