[2013年04月18日]

人恋し都忘れが庭に咲き

高橋淡路女(1890~1955)

都忘れが春の季語。野春菊、アズマギクも同意の季語です。
何時見てもこの花は平凡に見えますね。古い歳時記では秋に分類されていますが、いまでは改良されて春の花になりました。
キク科の多年草。我が国の山地に自生するミヤマヨメナの栽培種です。茎は高さが20~50センチで、上方で枝を分け、卵型の細長い葉が見えます。4月から5月にかけて青紫色のヨメナに似た花をつけます。佐渡島に配流された順徳帝がこの花に目を留めて、かつての栄華も都恋しさも忘れさせる花だと言うことから命名されました。
この句は、庭に咲いている都忘れが、いまではどこにでも咲いていて、誰もが気に留めていない花の存在が浮かび上がってきますね。
今日は、発明の日。
作者たかはし・あわじじょの紹介は、2006年6月4日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・ボストンマラソンテロの容疑者が浮んできたとマスコミが報じています。

投稿者 m-staff : 2013年04月18日 11:46

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4371