[2013年04月21日]

チューリップ喜びだけを持つてゐる

細見綾子(1907~97)

チューリップが春の季語。鬱金香(うこんこう)、牡丹百合も同意の季語です。
散歩の道すがらチューリップの咲いているのをよく見かけます。まるでお互いにチューリップの咲く色を競っているかのようです。そのお宅に住んでいて人の心持がどうなのか考えてしまいます。
ユリ科の球根草。中央アジアの乾燥地帯が原産地で江戸時代の終わりごろに球根が輸入され、明治の終わりごろから大正にかけて栽培が普及しました。当時は鬱金香と言われました。前年の10~11月頃に球根を植えると翌年の4月頃に開花します。上向きの6弁花には、紅、白、黄、絞り、斑入りなど色とりどりので楽しませてくれます。オランダでは国花として栽培が盛んで各国に輸出をしています。日本では新潟県や富山県が主な生産地です。花言葉は「正直」。
この句は、平易にして明快にこの花の特徴を言い当てていますね。チューリップを見ていると自然に顔がほころんできます。
今日は、穀雨。郵政記念日、切手趣味週間。
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・今日は横浜で句会。天気が悪くなりそうです。ボストンテロ事件の真相は闇が深いですね。

投稿者 m-staff : 2013年04月21日 12:42

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4373