[2013年05月11日]

葉桜や沖まで波の限りなく

田川飛旅子(1914~99)

葉桜が夏の季語。桜若葉も同意の季語です。
あんなに人々の心を騒がせた桜もすっかり散りましたね。桜の木は、今や青々とした若葉が美しく茂っています。桜の実もいっぱいなっています。葉桜という季語は、みずみずしい若葉に、散った桜の花を惜しむ気持ちを表した言葉ですね。古くは春の季語とされていましたが、近代になると、気持ちのよい夏の季感としてとらえられるようになりました。
この句は、普段気がつかない風景をよくつかまえていますね。葉桜が光りを浴びて繁茂しているその先の海の波は、限りなく波の騒いでいる様子が見えるようです。私は毎日、相模湾の浪を見ていても、そこまで深く考えてはいませんでした。平凡にして才が見られます。
作者たがわ・ひりょしの紹介は、2006年4月24日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・今日は10日ぶりの雨、草木が喜んでいます。昨晩。横浜DeNAが読売巨人に逆転サヨナラ勝ち。こんなこともあるんですね。

投稿者 m-staff : 2013年05月11日 12:22

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