[2013年05月17日]

音一つなき禅寺の牡丹かな

高浜年尾(1900~79)

牡丹が夏の季語。ぼうたん、深見草、富貴草、白牡丹、緋牡丹、紅牡丹、墨牡丹なども同意の季語です。
牡丹は、千年以上前の奈良時代に薬用として中国から輸入され、寺院に植えられましたが、江戸時代から一般の庭で観賞されるようになりました。大きな花で、豪華で気品があり、花の王とされ、花の富貴なるものとして多くの人に愛されています。
ボタン科の落葉低木。高さは50~150センチほど。5月頃に、豊穣美麗な大きな花を枝の先に開きます。色は多彩で、落花のさまもその崩れ方に風情が感じられます。
この句は、見たそのままをよくとらえています。鎌倉の禅寺でしょうか、見つめる作者の心にしみじみとした時間をもたらしていますね。一幅の絵のようです。
作者たかはま・としおの紹介は、2005 年3月21日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・同時刻に、イチローのヤンキースがマリナーズとダルビッシュのレンジャーズがタイガースと対戦しています。どちらも接戦です。

投稿者 m-staff : 2013年05月17日 10:44

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