[2013年05月22日]

南風や故郷を恋へるギリシャ船

野見山朱鳥(1917~70)

南風が夏の季語。南風(みなみ)、大南風(おおみなみ)、南風(みなみかぜ)、南風(はえ)、など多数の同意の季語があります。
今年は天気がなかなか安定しませんね。南風は、夏の季節風の南風のこと。南高北低の気圧配置で、小笠原高気圧が日本を覆い、気圧の低い北海道方面へ吹き込んで行き、暖かく湿った風が中心です。
強い南風を大南風と言います。これは発達した低気圧が日本海を通るときや不連続線が通るときに吹いて、太平洋岸は波が高くなり、日本海側はフェーン現象になり、高温に悩まされます。もう何回かそのような現象が起きていますね。
この風には、各地で船乗りがさまざまな名前をつけて呼んでいます。
この句は、きっと港に入ってきたギリシャ船籍の船を見ているときに詠ったのでしょうね。遠い地中海の匂いがしてくるようです。
作者のみやま・あすかの紹介は、2005年4月19日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・米国オクラホマ州の竜巻被害は、予想外。トルネードに慣れているはずですが、人知をはるかに超えています。同州の皆さんはホスピタリティに溢れた方々一日も早い復興を祈ります。

投稿者 m-staff : 2013年05月22日 09:36

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