[2013年05月26日]

ねぢ花をゆかしく思へ峡燕

角川源義(1917~75)

ねぢ(捻)花が夏の季語。文字摺草(もじすり)、捻花(ねじばな)も同意の季語です。
私の住んでいるマンションの「風の広場」には、毎年、捩花がたくさん咲いて心をなごましてくれます。捩れて咲くひとつひとつの花は、薄紅の色はやさしく、ラン科特有の形をしていますね。
ラン科の多年草。山の畦、野原、芝地などに自生しています。高さは20~30センチほど。茎の上部にらせん状に捩れた穂を出して、縄目のようになりながら淡い紅色の小花を開きます。花は5ミリぐらいの小花。花が捩れて咲くのでこの名前があります。捩れは右巻き、左巻きのいずれもがあります。また、文字摺りは、捻り摺りからきています。
この句は、「峡燕(かいつばめ)」がいいですね。谷に飛んでいる燕に、捩花がいっそうゆかしく冴えてきます。
作者かどかわ・げんよしの紹介は、2005 年3月24日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・25日未明、東海村の実験施設で放射能漏れの事故、日本原子力研究開発機構は、一体どうなっているのかしら。

投稿者 m-staff : 2013年05月26日 09:52

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4415