[2013年05月27日]

十薬や要らない蚕具を陽に晒し

星野紗一(1921~2006)

十薬(じゅうやく)が夏の季語。どくだみも同意の季語です。
日蔭の湿地に十薬が咲き始めました。誰にでもよく知られた植物であちらこちらに見かけます。暗いところに咲いているので花の白さが際立って見えますね。
ドクダミ科の多年草。高さは40~50センチ。十字形の4枚のほうの真ん中に黄色い小花がつきます。独特の匂いは嫌われますが、雨時の白い十字の花は清清しく映ります。
古くから薬草として重宝されて「毒痛み」からこの名前があります。また、十薬と呼ばれるように10種の薬効があると言われています。
この句は、もう使われなくなった「蚕具」を太陽に晒している、そのそばには
十薬が群生している、ただそれだけで、時代の変遷を伝えてくれますね。蚕は夏の季語になっています。
作者ほしの・さいちの紹介は、2008年10月17日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・競馬の馬券は1回だけ買ったことがあります。中山競馬場でした。さて、第80回ダービーの優勝馬、キズナ「絆」は、素晴しい馬ですね。武 豊の騎乗も凄かった。

投稿者 m-staff : 2013年05月27日 09:11

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