[2013年05月30日]

山の雲渓蓀の水に下りてくる

長谷川素逝(1907~46)

渓蓀(あやめ)が夏の季語。花あやめも同意の季語です。
あやめは、草原や原野の植物。
アヤメ科の多年草。分布は広く、日本全土や朝鮮半島、中国北部、シベリアまでに及びます。あやめとかきつばたの区別は、あやめは野のもの、かきつばたは水の中や水辺にあります。あやめは本来「文目(あやめ)の意味で、花蓋に網状の美しい文様があることによります。6月から7月にかけて、70~80センチほどの花茎を伸ばし、紫または白の優美で大きな花を咲かせます。
この句は、大きな風景をとらえていますね。水辺のあやめの咲いているところまで、山の雲が下りてくるように見える、と詠っています。
作者はせがわ・そせいの紹介は、2005年10月1日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・関東甲信越地方も梅雨に入りましたね。例年よりは10日も早いそうです。天気予報士の森田さんは、梅雨は6月に入ってからと言っていましたが…。

投稿者 m-staff : 2013年05月30日 09:25

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