[2013年06月15日]

明けいそぐ夜の美しや竹の月

高井几董(1741~89)

明けいそぐが夏の季語。短夜、明易し、明早しも同意の季語です。
春分から夏至にかけて、昼の時間が長くなってゆき、また冬至にむけて昼が短くなってゆきます。夏の夜は短いのが特徴です。
短夜といい、明易しといい、いずれも夜が明けやすいことへの驚きや感慨が中心になっていることの季語です。古典的にも多くの句が作られていますね。
この句は、竹の月の夜の美しさを見事に醸し出していますね。江戸時代にも夏の夜の短さを言い当てています。叙情的な雰囲気が伝わってきます。
今日は、1960(昭和35)年6月15日、樺美智子さんの53回忌。安保闘争の記念日です。小生は北海道旭川で高校3年生でした。
作者たかい・きとうの紹介は、2010年12月14日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・今日は横浜で句会です。

投稿者 m-staff : 2013年06月15日 07:47

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