[2013年06月18日]

明易き夜を身の上の談しかな

井上井月(1822~87)

明易きが夏の季語。短夜、明易し、明あやす、明急ぐ、明早しも同意の季語です。
今年の夏至は21日。夏至の頃の日の出は4時25分ごろ、4時ごろには夜がしらんできます。昼が最も長く、夜が最も短い季節です。春分から夏至にかけて、昼が長くなってゆき、また冬至に向けて昼が短くなってゆきます。ベランダから見える富士山への日没は少しずつ右へ動いています。
この句は、素直な印象を句に仕立てていますね。身の上話は、一身上のことを打ち明ける話です。「談」は、話(はなし)のことです。語り始めればきりもなく、短夜は直ぐに明けてしまいます。どのような身の上話かは分かりませんが、ちょっぴり興味が起きてきます。作者は、漂白の人。寡黙の人と言われていました。
作者いのうえ・せいげつの紹介は、2013年3月30日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」新潮文庫、2005年刊)
・国を越えてヘッジファンドという投資家グループが世界の富に群がっています。金融緩和で大儲け。どうにも止りませんね。

投稿者 m-staff : 2013年06月18日 09:44

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